「ホームポジション」と「タッチタイピング」に慣れてきたら、「P検タイピング」の練習アプリで力試しをしてみよう。自分の実力がどのくらいなのかがわかるよ。
「P検タイピング」ってなに?準2級って試験なの?
今回は「P検タイピング」とは何なのか。そして、「P検タイピング」の本番さながらの画面で力試しができる練習用の「P検タイピング」のアプリを紹介しますね。
この記事は、「P検タイピング」を極めたい方におすすめです。
「P検タイピング」とは
「ホームポジション」と「タッチタイピング」マスターしたら、「P検タイピング」の練習アプリで自分の実力が何級くらいなのか力試しをしてみよう。
「P検タイピング」とは、「P検」という検定の中で実施されるタイピングテストのことです。
「P検」とは通称で、正式には「ICTプロフィシエンシー検定試験」といいます。パソコンスキルを証明する試験です。
「P検」には4級・3級・準2級・2級・1級の5つがあるのですが、その中の4級・3級・準2級にはタイピングテストがあります。(2級・1級にはタイピングテストはありません。)
そして「ローマ字入力」「かな入力」「英文入力」の3種類の入力方法の中から一つを選ぶのですが、「ローマ字入力」でのテストをおすすめします。
なぜなら、今の主流は「ローマ字入力」だからです。「英文入力」は将来的には必要になるかもしれませんが、まずは「ローマ字入力」で合格をめざそう。
「P検タイピング」は、5分間の時間制限があります。合格基準は次のようになっています。
✓【4級】:100点中/30点以上(日本語225文字以上、あるいは英字383文字以上のいずれか)
✓【3級】:100点中/40点以上(日本語300文字以上、あるいは英字510文字以上のいずれか)
✓【準2級】:100点中/50点以上(日本語375文字以上、あるいは英字638文字以上のいずれか)
「P検タイピング」は無料で受験することができます。「P検」を実施しているパソコン教室や会場で受験することができます。(P検公式サイトから受験会場を探すことができます。)
それぞれの級の合格基準に達すると「合格コード」が発行されます。P検の本試験を受験する際にP検タイピングの「合格コード」を入力することによって、タイピングテストをスキップすることができます。
本試験のタイピングテストは一発勝負なので、タイピングの「合格コード」を発行しておくと本試験に余裕がでますよね。
「P検タイピング」の「合格コード」があれば本試験はほかの科目に集中できるね。
「P検タイピング」は履歴書に記入できる
「P検タイピング」は「P検」の中でのタイピングテストですが、「P検タイピング」だけでも、履歴書に記入することができます。
記入する時は、次のように記入します。
(例:ローマ字入力でレベルAAに合格し、720文字の入力ができた場合)
「ICTプロフィシエンシー検定協会主催 P検タイピング レベルAA(720文字/5分) 合格」
※(公式サイトより)
受験した会場で、A4用紙に「合格コード」が記載された合格証書がもらえます。
「P検」を受験するときにこの「合格コード」を使することができます。
「P検タイピング」の練習ができるアプリには、インターネット版とダウンロード版がありますので、次の章で説明します。
「P検タイピング」練習アプリインターネット版
「P検タイピング」の練習アプリのインターネット版は、下のリンクの「マナビジョン」のサイトで練習することができます。
*日本語入力を選びましょう。制限時間は5分間です。
*5分以内に日本語750文字以上入力すると100点になります。インターネット版は、750文字入力しても5分間が終わるまで入力ができます。
*5分間で何文字入力できるか挑戦してみよう。5分間で1,000文字以上入力する強者もいますよ。(問題文は漢字変換する必要はありません、ひらがなの文章で入力していきます。)
「P検タイピング」練習アプリダウンロード版
「P検タイピング」練習アプリのダウンロード版は、パソコンにインストールして練習するアプリです。
インストール後は、パソコンがインターネットにつながっていなくてもタイピング練習ができます。
「Pタイピング」練習アプリのダウンロード版は、本試験と同じ画面デザインで練習することができますので、試験前の練習に最適です。
下のリンクからダウンロードできます。
*表示された画面の、「ダウンロード」をクリックします。
*ダウンロードされたら、ダウンロードしたフォルダをダブルクリックで解凍します。(解凍したフォルダ「typing2016」をデスクトップなどにドラッグしておくといつでも練習できます。)
*解凍されたフォルダの中に「typing.exe」というアプリケーションがありますのでダブルクリックをします。
*P検タイピングの画面が表示されます。
*制限時間は、5分間です。
ダウンロード版はインターネット版と違って、750文字・100点になった時点で入力終了となります。(問題文は漢字変換する必要はありません、ひらがなの文章で入力していきます。)
やった~準2級合格相当で100点だったよ~
わぁすごいね。みんなも100点めざしてがんばろう!
50点以上で準2級合格相当です。
「P検タイピング」を極めるには
「P検定タイピング」」で準2レベルを越して100点を出すためのコツをご紹介します。
「ホームポジション」と「タッチタイピング」は絶対必須です。
「P検タイピング」は、ミスタイプをすると問題が先に進まなくなりますが、減点にはなりません。ミスタイプは良くはありませんが、ミスを恐れずどんどん打ちまくるのがコツです。ミスした時は「ホームポジション」と「タッチタイピング」で素早く修正します。
そして、問題文の最後にかならず「。」句点が入ります。句点を最後に入力しないと次の問題が出てきません。句点を指を見ないで右手の薬指でスムーズに入力できれば時短につながりますので、しっかり練習するのがコツになります。もちろん文中の読点「、」も指を見ないで右手の中指で入力します。
基本の「ホームポジション」と「タッチタイピング」があれば、ミスタイプをしてもすぐ修正ができるし、句読点もスムーズに入力できるね。
「P検タイピングで準2級を超えるには」のおさらい
「P検タイピング」の、準2級を超えて100点を出すためには、「ホームポジション」と「タッチタイピング」でミスタイプをしても素早く修正。句読点もスムーズに入力するのがコツです。
「P検タイピング」練習アプリのダウンロード版は、本試験の画面と同じなので、試験を受ける前の練習にぴったりです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
「P検タイピング」ぜひ挑戦してみてね。